子どもの姿勢

姿勢と歩きはヒトの根源的な機能です。
特に子どもの姿勢は、将来の骨格や運動機能にも影響します。
一般社団法人日本ヘルスファウンデーション協会では、子どもの姿勢に関する情報発信を行なっています。
子どもの姿勢をチェックしていますか?

保護者が気がつかないうちに、子どもの姿勢に問題が生じている場合があります。
子どもの骨格には、成長骨端軟骨という軟骨が存在しています。
そのため、大人に比べてとても柔軟です。
柔軟であるということは、外的なストレスによって変形して成長するという特徴があります。
子どもにとっての「姿勢の崩れ」は一時的な影響ではなく、普遍的な骨格の変形に繋がっていく可能性があるということです。
いわゆる猫背や立ち方だけでなく、座り方の癖や頬杖などの生活習慣によっても骨格に影響を及ぼすことがあります。
子どもの姿勢のチェック項目
- 猫背かどうか?
- 頬杖をつく癖がないか?
- 割座、横座りする癖がないか?
- 寝方に特徴はないか?
- 座り方は左右均等か?うつむいていないか?
- 立ち方はまっすぐか?「休めの姿勢」が癖になっていないか?
子どもの姿勢や骨格に対して、観察し必要に応じて修正することが大切です。
修正方法やチェックのポイントについて、当協会 代表理事 中村尚人がまとめています。
参考:【啓蒙】親として子どもの体に対して日常的に意識すべきこと
良い姿勢作りのサポートを!

大人が姿勢の崩れをチェックするだけでなく、子どもたちに正しい姿勢を伝え、教育していくことも大切です。
一般社団法人日本ヘルスファウンデーション協会では、子どもたち向けの講座や親子で参加できる講座を開催しています。
また、楽しく姿勢について学べるよう、2種類のキットを作るワークショップも開催しています。
座ったときの正しい坐骨(お尻の骨)の位置を学ぶ!「ここ・ざこつ」
猫背におすすめ!正しい頭・首の位置を学ぶ!「くび・のびいる」
正しい知識を身につけることは、将来の障害予防に繋がります。姿勢への意識を高めていきましょう。